大阪のダンス教室の魅力
私は、手押しのストップウォッチの計測ぐらいで、そんなに正確にわかるのだろうかと半信半疑でいた。
しばらくすると、Nクラスがグリーンまわりからのアプローチでザックリとやってしまった。
確かに打ち急ぎである。
Y原先生は、ストップウォッチを見つめて「ずいぶん早いな」とつぶやいていた。
詳しい値は忘れたが、時計の計測でもはっきりとわかる早打ちであった。
帝王クラスでも、何かの原因でショットへの準備時間に変動があるとミスを犯すことを、Y原先生から教わった。
プレッシャーがかかったり、焦ったりすると、運動のリズムが前のめりになってくる傾向が見られるのである。
T大学のWルスパークは、バスケットボール選手のフリースローのタイミングの前のめり現象を報告している。
2ゴール差の接戦の場面では準備時間が短くなり、5ゴール差以上の場面ではゆったりと時間をとったフリースローが行われているという。
選手1人ひとりを見ると、いつも一定の時間でフリースローをする選手は、時間がまちまちの選手より、成功率が高いということが見出されたのだ。
Kーンという研究者のバッティングの研究においても、成功率の高いゴルファーは、ラインを確かめ終わったときからボールをヒットするまでの時間が一定であることが発見されている。
パットの下手な人はその時間のバラツキが大きいというのである。
日本的な言葉でいえば、間の取り方が悪いということなのだろう。
日本の体操競技が世界をリードしていたころ、ドイツの体操コーチたちは日本の選手の鉄棒に取りかかる前の行動をつぶさに観察していた。
欧州の選手たちは、試合開始のずっと前から、鉄棒を見つめ続けているのに対して、日本の選手はずっとそっぽを向いていて、試技の直前になって強い集中力で鉄棒をにらみ、すぐさま演技を開始していることを発見した。長く見つめていると、緊張している時間が長くなり、いざ本番というときの集中力が低下するという日本流の準備行動を学んだのである。
どうやったら正しい間の取り方を体得できるか。
正しい間とはどのくらいの時間なのか。
残念ながら、この問いに正確に答えることはできない。
あまりにも個人差が大きいからである。
個人個人の経験から、自分にとっての最適な間を習得しなければならない。
だが、経験によって習得する時間を、いくらかでも短縮させることはできる。
1つの方法は打つ準備を始めてから、スイング開始までの手順を一定にしておくことである。
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